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【薬剤師監修】かゆみに効く市販薬おすすめ5選|原因別に選び方も紹介!

目次

かゆみの原因と種類を知ろう!

かゆみは皮膚の神経が刺激されることで起こります。主な原因を以下に整理しました。

1. 乾燥によるかゆみ

  • 冬場や高齢者に多い
  • 入浴後や寝ている間にかゆみが悪化しやすい
  • 肌のバリア機能が低下している

2. アレルギー性のかゆみ

  • アトピー性皮膚炎、じんましん、花粉症など
  • 赤み、腫れ、湿疹を伴うことも

3. 虫刺されや接触性皮膚炎

  • 蚊やダニなどの虫、金属や植物への接触が原因
  • 強いかゆみや水ぶくれを伴う

4. ストレスや体内要因

  • 自律神経の乱れによって引き起こされるかゆみ
  • 特に夜に悪化することがある

原因に合ったかゆみ止めを選ぶのが最重要!

かゆみの原因は「乾燥」「アレルギー」「虫刺され」「湿疹」などさまざま。
おすすめの市販薬は以下の通りです:

原因おすすめ薬
乾燥肌メンソレータムADクリーム
アレルギー・じんましん新レスタミンコーワ軟膏
虫刺されムヒアルファEX
湿疹・皮膚炎リンデロンVs軟膏(要指導医薬品)
ステロイドが苦手な方ユースキンクリーム(非ステロイド)

薬を選ぶポイント【薬剤師が見る3つの視点】

薬局で薬剤師がかゆみ止めを勧める際には、次の3点を重視しています。

  • ステロイドの有無:ステロイドは炎症を抑える即効性がある一方で、強さに応じて副作用のリスクもあります。顔やデリケートゾーンには弱め、広範囲には非ステロイドが好まれることも。
  • 抗ヒスタミン成分の有無:アレルギー性のかゆみには、ヒスタミンの働きを抑える成分が効果的。じんましんや虫刺されには必須です。
  • 保湿成分の配合:乾燥が原因であることも多いため、保湿成分が入っているかどうかも選定基準の一つです。

また、使用する人の年齢や持病、アレルギー歴なども考慮して選ぶ必要があります。

薬剤師おすすめ!かゆみ止め市販薬5選

【1】メンソレータムADクリーム(乾燥・かゆみ)

  • ✅ 抗ヒスタミン成分+尿素&ビタミンEで保湿しながらかゆみを鎮める
  • ❌ 傷や炎症がひどい部分には刺激が出る場合も

💡乾燥性皮膚炎の初期におすすめ!

【2】新レスタミンコーワ軟膏(じんましん・アレルギー)

  • ✅ メンソレータムADより高濃度の抗ヒスタミン成分配合で、アレルギー性のかゆみに即効性
  • ❌ 長期使用にはあまり向かない

💡一時的なアレルギーかゆみにはこれ!

【3】ムヒアルファEX(虫刺され)

  • ✅ ステロイド+抗ヒスタミン+冷却成分でトリプル効果
  • ❌ 顔や目の周囲には使用NG

💡子どもから大人まで使いやすい万能選手


【4】リンデロンVs軟膏(皮膚炎・湿疹)※薬剤師からの説明が必要

  • ✅ 中等度のステロイドでしっかり炎症を抑える
  • ❌ 顔面や長期使用は注意

💡しつこいかゆみや赤みに◎

【5】ユースキンクリーム(非ステロイド)

  • ✅ グリチルリチン酸・ビタミンEでやさしくケア
  • ❌ 即効性は弱め

💡ステロイドに抵抗がある人や子どもにおすすめ

よくある質問

Q1. かゆみが全然治まらないときは?
→ 皮膚科受診をおすすめします。感染やアトピーの可能性も。市販薬で3〜5日使っても改善しない場合は、医師の診察を受けましょう。

Q2. 子どもに使える薬は?
→ 「ユースキン」や「ムヒベビー」などの低刺激タイプが安心です。生後6ヶ月未満の赤ちゃんには使用前に医師や薬剤師に相談を。

Q3. かきむしってしまった肌にも使える?
→ 傷ができている場合は、刺激の少ない保湿剤や非ステロイドタイプを優先的に使用してください。

まとめ:かゆみの「原因別」に薬を選ぼう

かゆみ対策は「原因の見極め」が最も大切です。自己判断で悪化させる前に、症状が長引くようであれば薬剤師や皮膚科に相談を。

また、日常的なスキンケアや生活習慣の見直しもかゆみ予防には効果的です。

  • 入浴後すぐに保湿を行う
  • エアコンによる乾燥を防ぐ
  • 衣類や寝具を清潔に保つ

市販薬を正しく選び、使用すれば多くのかゆみは改善が期待できます。気になる症状があれば、気軽に薬剤師にご相談ください。


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この記事を書いた人

もともと医療業界で働いており、そこから心機一転、他職種に転職しました!

転職してからはエクセルやパワポなどに携わることが多く、使い始めは正直苦労が絶えなかったです。苦労した経験から、分かりやすくエクセルやパワポのスキルをお伝えしていきます!その他、医療に関することも書いていきたいと思います。

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