コッコアポの違いを比較!どれを選ぶ?体質別に薬剤師が解説

コッコアポは種類が多く、
「EX錠・G錠・L錠の違いがわからない」
「自分にはどれが合うの?」
と迷いやすい市販薬です。

結論からいうと、選び方の目安は次の通りです。

  • お腹まわりの脂肪と便秘が気になる方:コッコアポEX錠
  • 二の腕や脇腹など上半身の脂肪が気になる方:コッコアポG錠
  • 下半身のむくみや水太りが気になる方:コッコアポL錠
  • 冷えをともなうむくみが気になる方:クラシエ当帰芍薬散錠

ただし、コッコアポは医薬品です。
単に「強そうだから」「有名だから」で選ぶのではなく、脂肪・便秘・むくみ・冷えなど、自分の体質に合ったものを選ぶことが大切です。

この記事では、コッコアポの違いを比較表で整理しながら、薬剤師の視点で体質別の選び方をわかりやすく解説します。

目次

コッコアポの違いを比較

まずは、コッコアポの違いを表で確認しましょう。

悩み・体質おすすめ脂肪便秘むくみ冷え選び方の目安
お腹まわりの脂肪が気になるコッコアポEX錠★★★★★★★★★☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆食べすぎ・便秘もある人
二の腕・脇腹が気になるコッコアポG錠★★★★☆★★★☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆上半身に脂肪がつきやすい人
下半身がむくみやすいコッコアポL錠★★★☆☆★☆☆☆☆★★★★★★★☆☆☆水太り・脚の重だるさがある人
冷えとむくみがある当帰芍薬散錠★☆☆☆☆★☆☆☆☆★★★★☆★★★★★手足や顔のむくみ、冷えがある人

※星は、体質別に選びやすくするための目安です。
実際に選ぶときは、商品の添付文書を確認し、持病や服薬中の薬がある方は医師、薬剤師、登録販売者に相談してください。

コッコアポはどれを選ぶ?

コッコアポを選ぶときは、まず自分の悩みがどこにあるかを整理しましょう。

「脂肪が気になる」といっても、
お腹まわりが中心なのか、
二の腕や脇腹が気になるのか、
下半身のむくみが強いのか、
冷えをともなうむくみなのかで、選び方は変わります。

ここからは、それぞれの特徴を詳しく見ていきます。

お腹まわりの脂肪ならEX錠

コッコアポEX錠は、お腹まわりの脂肪と便秘が気になる方に向いています。

漢方処方としては、防風通聖散をもとにした商品です。
食べすぎや間食が多く、お腹まわりに脂肪がつきやすい方、さらに便秘も気になる方に選ばれやすいタイプです。

コッコアポEX錠が向いている人

  • お腹まわりの脂肪が気になる
  • 便秘しやすい
  • 食べすぎや間食が多い
  • むくみよりも脂肪や便通の悩みが中心
  • 体力は比較的ある

お腹まわりの脂肪が主な悩みなら、まず候補に入りやすいのがコッコアポEX錠です。

ただし、便を出す働きに関わる成分も含まれるため、下痢しやすい方や胃腸が弱い方は注意が必要です。
他の便秘薬を使っている方も、自己判断で併用せず、薬剤師や登録販売者に相談してください。

お腹まわりの脂肪や便秘が気になる方は、関連記事の
「防風通聖散はどんな人に向く?」
もあわせて読むと、より選びやすくなります。

二の腕・脇腹ならG錠

コッコアポG錠は、二の腕や脇腹など、上半身の脂肪が気になる方に向いています。

漢方処方としては、大柴胡湯をもとにした商品です。
お腹だけでなく、二の腕・脇腹・上半身に脂肪がつきやすい方、食生活が乱れやすい方、便秘気味の方に選ばれやすいタイプです。

コッコアポG錠が向いている人

  • 二の腕の脂肪が気になる
  • 脇腹まわりが気になる
  • 上半身に脂肪がつきやすい
  • 食生活が乱れやすい
  • 便秘気味である

コッコアポEX錠と似ている部分もありますが、選び分けるなら、
お腹まわり中心ならEX錠
二の腕や脇腹も気になるならG錠
と考えるとわかりやすいです。

G錠も便秘をともなう方が候補になりやすいですが、体質に合わない場合は胃腸の不調が出ることもあります。
服用中に腹痛、下痢、吐き気などが気になる場合は、無理に続けないようにしましょう。

下半身のむくみならL錠

コッコアポL錠は、下半身のむくみや水太りが気になる方に向いています。

漢方処方としては、防已黄耆湯をもとにした商品です。
脂肪だけでなく、余分な水分がたまりやすい体質に目を向けたタイプです。

コッコアポL錠が向いている人

  • 下半身がむくみやすい
  • 水太りしやすい
  • 夕方になると脚が重い
  • 疲れやすい
  • 体にしまりがない感じがある
  • 汗をかきやすい

L錠は、便秘対策よりもむくみ・水分代謝を重視したい方に向いています。

たとえば、
「体重よりも脚の重だるさが気になる」
「夕方になると靴がきつい」
「下半身がむくんで太く見える」
という方は、EX錠やG錠よりもL錠の方が合うことがあります。

下半身のむくみや水太りが気になる方は、関連記事の
「防己黄耆湯はどんな人に向く?」
もあわせて確認しておくと安心です。

冷えとむくみなら当帰芍薬散錠

クラシエ当帰芍薬散錠は、冷えをともなうむくみが気になる方に向いています。

漢方処方としては、当帰芍薬散をもとにした商品です。
顔や手足のむくみ、冷え、体力が弱めの方の悩みに使われることがあります。

当帰芍薬散錠が向いている人

  • 顔や手足がむくみやすい
  • 冷えが強い
  • 体力が弱め
  • 疲れやすい
  • むくみと冷えの両方が気になる
  • 女性に多い冷え・むくみが気になる

コッコアポL錠もむくみに使われるタイプですが、当帰芍薬散錠は冷えをともなうむくみにより向いています。

選び分けるなら、
下半身の水太り・脚のむくみが中心ならL錠
冷えをともなう顔や手足のむくみなら当帰芍薬散錠
と考えるとわかりやすいです。

むくみやすい方は、関連記事の
「むくみやすい人の漢方の選び方」
も参考にしてください。

EX錠とG錠の違い

コッコアポEX錠とG錠は、どちらも脂肪と便秘で迷いやすい商品です。
ただし、選び分けのポイントはあります。

比較項目コッコアポEX錠コッコアポG錠
主な処方防風通聖散大柴胡湯
気になる部位お腹まわり二の腕・脇腹・上半身
便秘への目安★★★★☆★★★☆☆
脂肪への目安★★★★★★★★★☆
向いている人食べすぎ・お腹まわりの脂肪が気になる人上半身にも脂肪がつきやすい人

EX錠が向く人

  • お腹まわりの脂肪が中心
  • 食べすぎや間食が多い
  • 便秘がある

G錠が向く人

  • 二の腕や脇腹も気になる
  • 上半身にも脂肪がつきやすい
  • 食生活の乱れが気になる
  • 便秘がある

つまり、
お腹中心ならEX錠
上半身にも脂肪がつきやすいならG錠
と考えると選びやすいです。

L錠と当帰芍薬散錠の違い

コッコアポL錠と当帰芍薬散錠は、どちらも「むくみ」で迷いやすい商品です。
しかし、重視する悩みが違います。

比較項目コッコアポL錠当帰芍薬散錠
主な処方防己黄耆湯当帰芍薬散
主な悩み下半身のむくみ・水太り冷えをともなうむくみ
むくみへの目安★★★★★★★★★☆
冷えへの目安★★☆☆☆★★★★★
向いている人脚がむくみやすい人、水太りタイプ手足や顔のむくみ、冷えがある人

L錠が向く人

  • 下半身のむくみ
  • 水太り
  • 体にしまりがない
  • 疲れやすい

当帰芍薬散錠が向く人

  • 顔や手足のむくみ
  • 冷えが強い
  • 体力が弱め
  • むくみと冷えを一緒に何とかしたい

つまり、
水太りや下半身のむくみならL錠
冷えをともなうむくみなら当帰芍薬散錠
が目安です。

コッコアポを選ぶときの注意点

コッコアポは市販で購入できますが、医薬品です。
そのため、誰でも同じように使えるわけではありません。

特に次のような方は、購入前に医師、薬剤師、登録販売者へ相談してください。

  • 持病がある方
  • 通院中の方
  • 妊娠中の方
  • 授乳中の方
  • 他の漢方薬を飲んでいる方
  • 便秘薬を使っている方
  • 胃腸が弱い方
  • 下痢しやすい方
  • むくみの原因が病気の可能性もある方

また、漢方薬は「体質に合うか」が大切です。
「有名だから」「口コミがよいから」という理由だけで選ぶと、自分には合わないこともあります。

服用後に、
腹痛、下痢、吐き気、発疹、かゆみ、だるさなどが気になる場合は、服用を中止して相談しましょう。

飲むだけでやせる薬ではない

コッコアポは、体質に合わせて肥満症、むくみ、便秘などの改善を助ける医薬品です。
しかし、飲むだけで必ずやせる薬ではありません

体重や脂肪が気になる場合は、薬だけに頼らず、食事や生活習慣の見直しも大切です。

たとえば、次のような工夫も一緒に行いましょう。

  • 夜遅い食事を減らす
  • 甘い飲み物を控える
  • 間食の回数を減らす
  • たんぱく質を意識して食べる
  • 軽い散歩を続ける
  • 睡眠不足を避ける

コッコアポは、生活習慣を整えながら使うことで、より自分の体質に合った対策につなげやすくなります。

コッコアポのよくある質問

コッコアポはどれが一番強いですか?

一番強いものを選ぶより、体質に合うものを選ぶことが大切です。

お腹まわりの脂肪と便秘が気になる方はコッコアポEX錠、二の腕や脇腹が気になる方はコッコアポG錠、下半身のむくみが気になる方はコッコアポL錠、冷えとむくみがある方は当帰芍薬散錠が目安です。

コッコアポEX錠とG錠はどちらがいいですか?

お腹まわりの脂肪が中心ならEX錠、二の腕や脇腹など上半身の脂肪も気になるならG錠が候補になります。

どちらも便秘をともなう方が選びやすい商品ですが、脂肪が気になる場所で選ぶとわかりやすいです。

コッコアポL錠は便秘にも使えますか?

コッコアポL錠は、便秘よりも下半身のむくみや水太りが気になる方向けです。

便秘が主な悩みなら、EX錠やG錠の方が候補になりやすいです。

むくみにはL錠と当帰芍薬散錠のどちらがよいですか?

下半身のむくみや水太りが気になる方はL錠、冷えをともなう顔や手足のむくみが気になる方は当帰芍薬散錠が目安です。

「脚が重い」「夕方にむくむ」ならL錠、
「手足が冷える」「顔や手足がむくむ」なら当帰芍薬散錠を考えると選びやすいです。

コッコアポは飲めばやせますか?

コッコアポは、体質に合わせて肥満症、むくみ、便秘などの改善を助ける医薬品です。

ただし、飲むだけで必ずやせるものではありません。
食事、運動、睡眠などの生活習慣を整えることも大切です。

コッコアポは毎日飲んでもいいですか?

商品ごとの用法・用量を守ることが大切です。
自己判断で量を増やしたり、複数の漢方薬を同時に使ったりするのは避けましょう。

しばらく飲んでも症状が改善しない場合や、体調に違和感がある場合は、医師、薬剤師、登録販売者に相談してください。

まとめ

コッコアポの違いは、商品名だけで見るとわかりにくいですが、体質別に分けると選びやすくなります。

  • コッコアポEX錠
    お腹まわりの脂肪と便秘が気になる方に向いています。
  • コッコアポG錠
    二の腕や脇腹など、上半身の脂肪が気になる方に向いています。
  • コッコアポL錠
    下半身のむくみや水太りが気になる方に向いています。
  • クラシエ当帰芍薬散錠
    冷えをともなうむくみが気になる方に向いています。

大切なのは、どれが一番強いかではなく、自分の体質に合っているかです。

脂肪、便秘、むくみ、冷えのうち、どれが一番気になるのかを整理して、自分に合うコッコアポを選びましょう。

医薬品を使うときは、必ず添付文書を確認し、持病がある方、妊娠中や授乳中の方、通院中の方は、医師、薬剤師、登録販売者に相談してください。

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